著者紹介 阿山恭久
略歴
阿山恭久(あやま やすひさ)はペンネームです。
(阿山は著者の父方の祖母の家系の苗字です。)
昭和十六年 三重県に生まれ、幼少時代を岐阜市にて過ごす。
昭和三十八年 東京工業大学卒業。
電子回路やコンピュータの技術者として過ごす
昭和四十八年頃より密教や阿含経など修行の世界を求める。著者からのひとこと
祖母のこと
私の祖母は私の父が六歳の時に三十六歳の若さで他界しました。
私と祖母は今生では顔を合わせていないのです。
祖父の後添えがやってきた時に、祖父は律儀に全ての写真を焼き捨ててしまいました。
そのため私は祖母の姿を確かめることができなかったのです。
私が五十代の後半になって、祖母の長女であった叔母の手元に2枚の写真が残されていることが分りました。
写真のコピーをもらって初めてその姿に接したときほんとうにびっくりしました。
祖母は私が若い頃から好きになる女性のタイプそのままの面影だったのです。
急に懐かしくなって今でも大切に写真を飾って過ごしております。
祖母と私は前世のどこかで会っていたのでしょうか。
阿含経に出会って
私の母も私が十歳の時他界していまいました。
長く病床にいる間にキリスト教に縁を得ていたのです。
そのおかげで私も毎週日曜日にキリスト教会の礼拝に行くことになりました。
毎回きれいなカードをもらうのが楽しみだったのです。
三十歳を過ぎた頃仏教に縁を得て、ささやかな修行の道に入ります。
二十数年経った1999年7月16日、ご守護いただく神仏のおはからいを得て、突然毎日阿含経を読むようになります。
キリスト教に縁があったときに毎日聖書を読んでいた、この習慣が役に立ったのです。
国訳一切経の阿含経の一頁を思うままに開いて毎日かかさず読んでいました。
阿含経にはいままで知らなかった驚きのメッセージが展開していました。
「お釈迦様は、苦から脱出する智慧と技術を、当たり前のことを当たり前のように易しく説かれている」。
学者でもない凡夫の私でも少しづつ分るようになってきたのです。
新しい時代を生きてゆく私達は、お釈迦様の智慧と技術を身につけて、世の中を力強く切り拓いてゆきたいものです。
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