健康

新型コロナウイルスに思う事④ 感染症5類への移行(2023/02/19)

政府は感染症「2類相当」の新型コロナウイルス(COVID-19)を、5月8日から季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する方針を正式に決めました。これにより普通の風邪と同じ扱いとなり、掛かりつけ医師による診療が可能となります。遅きに失した感がありますが、当然の判断です。

概ね100兆円の国家予算が増税なしで投じられ、2020年と2021年度で77兆円とされています。増税なしで国家予算に相当する100兆円もの巨額の財政出動が可能だった事については、極めて興味深いのですがここでは触れません。興味のある方は、高橋洋一元内閣参与のYoutubeをご覧になることをすすめます。

わたくし達が接種したワクチンは、アメリカ製薬大手ファイザー社やアメリカ モデルナ社等が開発したものです。これはmRNA型ワクチンで、遺伝子操作によるワクチンであり開発速度が極めて速いという特徴があり、短期間でのワクチン注射を可能としました。管理人も2011年に1回目と2回目を連続してうけ、2022年に3回目の接種を行いました。同年に4回目の案内が来ましたが、これは未だ受けていません。

理由は、ワクチンについて様々の問題点があげられるようになったからです。概ね、下記の点がありましょうか。
① 浜田和幸の世界最新トレンドとビジネスチャンス 2022年7月22日付けより

「新型コロナウイルスワクチンにおいては、最重要の第三相治験(承認前の最後の大規模試験)が免除されている」とのこと。これは当時の緊急度を鑑み、諸外国では接種を開始していたため、日本も開始したといえます。有り体にいえば、注射を打ちながら副作用の観察を行っているといえましょう。

驚くべきことは、「副作用や死亡事故が発生しても、製造者責任が一切問われないという有利な条件が保証」されている。これもワクチン緊急度対死亡率を考慮した政治判断であったのでしょう。しかし、このことは事前に国民に周知される必要がありましたが、どれだけの国民が理解していたか疑問です。

さらに、「イギリスでは、2022年4月以降、コロナによって死亡した患者の94%はワクチン接種をしており、90%は3回ないし4回の接種を済ませていた」という。

また、ファイザー社がFDA(米国食品医薬品局:U.S. Food and Drug Administration)に提出した書類が、「裁判所による開示命令によって明らかにされ、メッセンジャーRNA(管理人注:mRNA)によって人体が持つ自然な免疫力が時間の経過とともに失われ、AIDS(後天性免疫不全症候群)と同じ症状が出現するとの記載がある」とのこと。つまり自己免疫作用が弱体化(注①)し、さまざまの疾患にかかりやすくなるということでしょう。

② 2023年2月11・18日合併号週刊現代より

「昨年1月から10月末までの「超過死亡(天変地異などの異常な変動を受けていない過去数年間の平均値を基準にして、人口の増減をみる指標)」が全国で推計9万人を超えた可能性があることが、国の統計から明らかになった。12月分を合わせれば、年間10万人に達することは間違いない状況だ。」という。

同じく「「1回目・2回目接種後の超過死亡と、3回目接種以降の超過死亡は別物」という分析結果が得られたのだ。」と。

さらに、「北海道のほんべつ循環器内科クリニック理事長、藤沢明徳氏は「ここ最近は、コロナが重症化して亡くなる人はほとんどいません。ワクチンを3回、4回と接種したあとに急激に衰弱していく高齢の患者さんや、急速に進行するがんが見つかる患者さんが目につきます。医者になって30年ほどですが、初めて見る光景に驚いています」」という。

健康で基礎疾患の無い方や、子供たちは罹患しても軽くて済みますので、mRNAワクチンの接種は慎重にならざるを得ないでしょう。基礎疾患のある方は、医師とよく相談され、十分にリスクを理解されたうえで接種されたほうが良いと思います。

なによりも、わたくし達の自然治癒力を上げておくことが肝要です。その為には、わたくし達自身の自然免疫力を上げておくことで、重症化せず、ウイルスと共生することを可能にします。東京大学名誉教授 小柳津広志先生『コロナに殺されないたった一つの方法』は大きなヒントを与えてくれます。

下記「コロナに思うこと①」から再掲いたします。

釈尊は『中阿含経 十六伽藍経』「不殺生戒」について
「多聞の聖弟子、殺を離れ、
殺を断じ、刀杖を棄捨し、
慚有り、愧有り、
慈悲心有りて、
一切乃至昆虫を饒益す。
彼殺生に於てその心を浄除す」とあります。

殺生への慚愧の心を持ち、慈悲の心を持ってすべての生き物ないし昆虫に至るまで、饒益するように説かれている。

つまり、昆虫に至るまでという、このフレーズはコロナウイルスでも、慈悲心を持って饒益するようにせよと読めませんか。それはストイックすぎるとおっしゃるでしょうが、釈尊はすべての生きとし生けるものへの慈しみの心を、いつもお持ちであったのでしょう。現代人のわたくし達が、釈尊のご指導に従うためには、自然治癒力を高めてウイルスと共生していくことだと思われませんか。合掌

 

注① 心筋炎の原因が下記の論文で明確になり、自らの免疫細胞であるマクロファージやヘルパーT細胞が自らの心臓細胞を攻撃しているという。心臓細胞を攻撃しているのであれば、ほかの臓器も攻撃されていると考えられます。

大紀元の記事によると、ドイツのハイデルベルグ大学病院論文(「Autopsy-based histopathological characterization of myocarditis after anti-SARS-CoV-2-vaccination 」は11月27日、医学誌「Clinical Research in Cardiology」発表)では、mRNAワクチンを接種した患者は、自己免疫(自らの免疫細胞が心臓を攻撃)によって心臓に損傷を受けた。自己免疫によって心臓は1秒間に何度も拍動するようになり、ひとたび頻脈(心拍数が増加している状態)が起きると、数分で死に至るという。

研究チームは、ワクチン接種後28日以内に自宅で死亡しているのが発見された、年齢の異なる25人を病理解剖した。彼らは、心臓の基礎疾患がないのに、なぜこれらの人々が心拍の乱れで死亡したのかを調べるために、心臓組織を顕微鏡で観察した。

その結果、著者は「我々の発見は、致死的なワクチン接種に伴う心筋炎の組織学的表現型を確立した」という(組織学的表現型とは、顕微鏡で組織を直接観察すること)。

この結果を分析した動画で、英国を拠点とする看護師教育者ジョン・キャンベル博士は、次のように語った。

「これは査読済み論文だ。科学に基づくもので、ドイツを代表する病理学者たちによる決定的な病理診断だ」

マクロファージは、免疫細胞の一つで体内に侵入した細菌などの異物を捕食する働きを持つ。ノースウェスタン大学の研究者によれば、マクロファージは自然免疫系の重要な一部であり、正常な組織の発達や損傷した組織の修復を助けるという。

しかし、ワクチン接種後1カ月で急死した人々の場合、体内のマクロファージが心筋に浸透し、筋肉を捕食していた。このマクロファージの侵入は、心臓の電気的インパルスの伝導を阻害し、不規則な拍動を引き起こしていたとみられる。

この不規則な心拍は速い拍動といった負のフィードバックループを引き起こす。このような状態になると、心臓は事実上血液を送れなくなり、患者は数秒から数分で死に至る。

今回の研究には、犠牲者の心臓細胞の損傷、心筋内のリンパ球(別の種類の小さな免疫細胞)の存在、心筋内の浸潤性マクロファージなどを示す顕微鏡画像が含まれていた。心臓組織にはマクロファージとTヘルパー細胞というリンパ球の両方が見られた。免疫細胞は点状に集中しており、その一つ一つがフォーカスと呼ばれている。このように損傷した心臓組織の斑点は、心臓の円滑なリズムを乱すオフビート信号を発生させる可能性がある。

 

追記①
読者の方から免疫学者の警鐘(mRNA型ワクチンについて) (chibashintoshi.or.jp)というリンクが送られてきました。参考になりそうですのでご紹介します。

2022年10月18日に行われた「専門家を交えたワクチン大議論会 推進派、中立派、慎重派、反対派の議論会」にて、「新型コロナウィルスワクチン」の賛否について各専門家の討論とのことです。その中で、免疫学の専門家である東京理科大学名誉教授 村上康文先生が発表された内容を原文に忠実に(写真・図は省略して)転記したものとのことです。

 

追記②
別の読者の方から下記の興味深いリンクが送られてきました。少し長い動画もありますがご紹介しておきます。

① 勉強会での京都大学・福島名誉教授の発言の切り取り(約4分43秒)https://twitter.com/ProdigalThe3rd/status/1598117989563650050/video/1

② 同勉強会の全録画(約1時間55分)[YouTubeやニコニコ動画は検閲削除]

[構成内容]
・厚生労働省職員からの説明(2:52付近~)
・ワクチン遺族会からの発言(7:52付近~)
・専門家(京都大学・福島名誉教授,高知大学・佐野特任教授,名古屋大学・児島名誉教授)からの説明(24:50付近~)
・質疑など(1:17:14付近~)

③ 京都大学・宮沢準教授の講演ビデオの切り取り(2022年11月26日)

④ 東京理科大学・村上名誉教授の講演&対談ビデオ(2021年10月16日)
https://www.nicovideo.jp/watch/so39487826

 

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