体温が36度を切ると、病気にかかりやすいといわれています。新型コロナ騒動で毎朝体温を測るようになりましたが、概ね36.3℃~36.6℃あたりで、まあまあかなと思っています。
過去、50歳代に手足の冷えをかなり感じた時期があり、体温を上げるために、様々な試行錯誤の結果、下記が有効でした。
①温める食物である根菜類、未精白の穀物、玄米(白米を極力避ける)、未精白小麦製品、また魚や肉をとる。
②筋肉をつけ、基礎代謝量を上げる。
また、筋肉を軟らかくして血流を改善する緩消法も良い。
③善玉腸内細菌を増やす。
腸内善玉菌を増やすのに、ビフィズ菌、乳酸菌が良いとされいるので、ヨーグルトやサプリメントで摂取している方も多いと思います。管理人も、毎朝、花粉症予防の為とっています。
最近、小柳津東京大学名誉教授著の『花粉症は一日で治る』という本がベストセラーになり読みました。その中で腸内善玉菌である酪酸菌が、餌であるオリゴ糖を食べて、酪酸菌が腸内で増加し、全身の炎症を抑えてくれるというのです。
また、理化学研究所から、『腸内細菌が作る酪酸が制御性T細胞への分化誘導のカギ』という研究の結果「腸内細菌が作る酪酸が体内に取り込まれて免疫系に作用し、制御性T細胞という炎症やアレルギーなどを抑える免疫細胞を増やす働きがあることを明らかにしました」との論文が出されています。
オリゴ糖は、花粉症のように炎症が原因で起きている病気や、アレルギー、老化、関節リウマチなどの自己免疫疾患、動脈硬化、メタボリックシンドローム、糖尿病、アルツハイマー病、糖尿病、心臓病、潰瘍等々、炎症による病気が改善可能になります。実際、管理人のアレルギー性鼻炎と花粉症はかなり軽減していますし、便通もとてもよくなっています。
④家系的に喉が弱く、しばしば喉や鼻の奥の不快感から気管、気管支に炎症が広がり、セキが数週間から数か月も続くことがありました。この対処法としては、以下の3つが効果的でした。
- 早い時期にビワの葉温圧、あるいは【家庭でできる自然療法】こんにゃく湿布のやり方を行う。コンニャクの方が、簡単でおすすめですね。テレビを見ながらでもコンニャクで温めればよいだけなので、子供さん、お年寄りにも簡単にできます。内臓を温布するだけでなく、喉、鼻、気管、肺等にもコンニャクを当て、温めます。可能なら、コンニャクにビワの葉を敷いて(皮膚にビワ葉のつるつるした方を当て)、その上にタオルで巻いたコンニャクを置いて温めます。眼、後頭部、肩、首、胃、腸、その他臓器も同時に温めると、健康になります。
- それでも時に喉に違和感を感じるとアマゾンで購入できるマヌカ ハニーというニュージーランド産のマヌカの花からとった蜂蜜をとります。マヌカの花粉には強い殺菌作用があり「マヌカハニー MGO400」という少し高いですが、これを今は寝る前に少量摂取していて、のどは快調で、口臭もなくなってきているように思います。
長沢オリゴ糖の摂取を始めた。喉の裏側奥の違和感(奥鼻腔炎)を感じることが時々あったが、オリゴ糖をとるようになり、炎症が少なくなったようで、ほとんど感じなくなりました。
その後の変化ですが、ホクロがポロポロと剥がれかなり薄くなりました。さらに肌の色つやがとても良くなり、さらに、便秘気味でしたが、便通が素晴らしく改善しました。オリゴ糖を多く摂取すると便が軟らかくなり、少ないと固くなります。体調に合わせて摂取量の調整をされると良いでしょう。
管理人は、花粉症の季節には小さじ5杯ほどを朝の紅茶に、夜には味噌汁に5杯ほど入れています。この季節が過ぎると2から3杯に減らして、体調をみて増減しています。なお、便が下痢気味となったり、便秘気味となる時期がありますが、前者では量を減らし、後者では増量してください。しばらくするスムースな排便が可能となります。
外側の炎症は皮膚に出て、内側の炎症は粘膜に出ます。管理人は、その有意性が実感できていますので、ぜひお試しください。(2025/02/1)
20220310